私はインド人と国際結婚をしましたが、
特に今もインドに強烈な興味があるわけではありません。
忙しい日々を理由にヒンディー語や
インド文化の勉強には本腰を入れないまま。
夫がインド人なのにインドのことはちょっとしか知らない。
そんな私が、
インドご両親への挨拶のための初渡航前に
急いで購入したこの本が良かった!
なんとなくで選んだ本でしたが、
役に立ったので紹介します。
インド人と付き合っているのにインドのことちょっとしか知らない!
インド人彼氏彼女とインドへ初旅行!
インド人との結婚式・ご挨拶のため初インドに行く!
そんなインド初心者の方におすすめです。
インドの知識が増える|言語以外も学べるタビトモ会話インド
初級の言語学習ができるのはもちろんですが、
文化や習慣などがたくさん学べて、そういった点からも役に立ちました。
タビトモ会話インドから学ぶインド知識
ボディランゲージ
目上の人への挨拶に、
右手を相手の足元にかがんで伸ばし、
その後自分の額にその手をつける。
古い伝統的な挨拶なのであろう、と流していましたが、
本に書いてあったことが本当に目の前で起きてびっくりしました。
親戚の集まりなどでは
全員がアビダーワンで挨拶をしている。
日本人の私もやるべきなのか夫に問うと
ご自由にとのこと。
みんなの真似をして挑戦。
目上、いわゆる年配の親戚に
このボディランゲージをつかって挨拶をしてみると
おじさまおばさま方大喜び。
知っててよかった!
インド人の目上・年配の親戚のご挨拶の際にはぜひやってみてください♪
きっと好印象を持ってくれるはずです♡
私もインドの子どもたちに
足をちょんって触られることもしばしば。
これもアビダーワン。
最初はびっくりしましたが、
これは私に向けてのアビダーワンか、と納得。
知らなかったら何事かとびっくりしてました。
既婚女性ならアクセサリーは全付け
インドの女性のイメージは
サリーと金のアクセサリーを身に纏い、
おでこには赤い丸。
これは既婚であることを示しているとのことを
この本で初めて知りました。
成人インド女性全員のファッションかと思っていた。
夫、子供がいる女性は吉なる存在として
それをアピールするためだそう。
北インドでは髪の毛の分け目と額に赤い粉をつけ、
赤い腕輪12本と金の腕輪を交互につける。
西インドでは黒いビーズを金で繋いだマンガラスートラというネックレスが既婚の印。
その他地域によってスタイルに違いがあるようです。
インドでは結婚のお祝いや誕生日プレゼントに
ブレスレット、アンクレットやネックレスをもらうことが多いです。
既婚女性としての着こなしを本から学んでいたので、
郷に入れば郷に従うで、
毎日おでこに赤い粉で丸を付け(途中から赤丸シールをもらった)、
もらったアクセサリーを全部、
足の指輪までもれなくつけていました。
自分たちの文化を受け入れてくれる姿勢は
どこの国の人でもうれしいですよね。
ジャラジャラと邪魔に感じちゃうかもしれませんが、
インドの文化に馴染むと周りの人たちとも馴染めます♪
チップ制度
チップ文化には不慣れな日本人。
予め目安を知っておけば、
出し過ぎやケチすぎるなんてことはなく安心です。
基本的にはチップを支払う習慣はありませんが、
もし支払う場合は、
ホテルメイド:10−20ルピー
タクシー:端数切り上げ
※1ルピー以下のコインはチップとして使わない
実際、ホテル案内人への20ルピーのチップ、
不自然な顔せず受け取ってくれました。
インドのラッキーナンバー
インドでのラッキーナンバーは
割り切れない数字。
日本も和菓子は奇数でお渡しがマナーと聞きますよね。
インドではこんなところに数字の文化が!
ご祝儀に1ルピー足して、
ラッキーナンバーに♡
カラフルかわいいご祝儀袋
タビトモ会話のおすすめポイント
おとなになってからの言語学習は
なかなか時間もない中で大変。
文法を0からはじめるつもりはないけれど、
という方におすすめするのがこちら。
2011年発行と少し古いのですが、
令和に回ってきたご縁で
私が初めて手に取ったヒンディー語教材です。
超簡単な会話のやり取りができるようになりたい、
とにかく声を出して気持ちを伝えたい、
超初段階の言語学習者として選んだ本です。
文化や雑学についても同時に知れるので本当におすすめです。
絵が可愛い
ちょっぴり癖のあるかわいい絵が頭から離れません。
単語と同時に絵も頭に浮かぶので
まさに絵を見て学ぶということなのかもしれません。
本の中は、文字より絵が締めているのではないかというほど
大きなイラストが書かれています。
単語やフレーズごとにイラストや写真が載せてありますので、
初学でもインプットし易いのではないかと思います。
絵がかわいいのが
飽きずにパラパラとマンガ感覚で学習できます。
テーマカラーがあって見やすい
シチューエーションでカラーが別れています。
例えば、
食べよう:黄色
買おう:緑
伝えよう:紫
このように、
テーマごとにカラーが区切られているのですが、
統一感のある中身で見やすい♪
カラフル過ぎないデザインが読みやすい!
会話フレーズのサンプルが使えるものばかり
たまに言語学習の本では、
それいつ使うの?っていうフレーズを勉強させられることありませんか。
こちらの本では
比較的日常生活の中で登場するだろう会話フレーズの紹介が多いです。
使う場面が想像できるので
覚える気にもなってきます!
単語は使わないものも多い
会話フレーズへの入れ替え単語が豊富にあります。
旅行レベルでは出てこないだろうの単語がちらほら。
それだけ多くの単語が詰め込まれているということです。
徹夜(ブーリー ラート ジャグナー)
合成皮革(シュルシュトチャムラー)
使うかも??
雑学学べる
インドにまつわる雑学が組み込まれているので
その点でもおもしろい・役に立つ。
細かいところまで見逃さずに読み込めば
語学の勉強中でも楽しい。
実際、この本で覚えたフレーズと単語を使って
ヒンディー語初体験の私でも
現地の人とコミュニケーションがとれました。
渡航2ヶ月前からパラパラ読んだ程度なので
ド初級者なのですが…。
絵がかわいい・雑学楽しい・言語が学べる
マンガ感覚で読める|インド初心者におすすめです♡
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